CSS▼文字・アイコン

CSS▼レイアウト

CSS▼リスト処理

CSS▼ガジェット処理

【取材紀行】鹿児島編 Part1/2026

2026/08/11

Kagoshima


 薩摩隼人とは、古代の南九州地方(現在の鹿児島県西部)に居住していた人々、および彼らルーツを持つ勇敢で誇り高い漢を指す。独特の文化や言語を使っていた彼らは、大和朝廷の全国統一の過程において当初は朝廷の支配を拒んで激しく抵抗した。が、残念ながらその支配下となった後は、逆にその類まれな武勇と独自の文化を活かして朝廷に重用される事となる。


参照)https://hono.jp/edo/yt-satuma/
https://hono.jp/edo/yt-satuma/

 ちなみにこの方たちと呑んだりすると、僕のような関東の人間はその発音や方言を使う同じ薩摩人同士の会話についていけなかったりする。これこそ外部からの敵の侵入を防ぐ手段の一つであったに違いない。今更防がれても困るのだが(W)




 鹿児島に今でも残る薩摩示現流と言う剣法は、幕末に京都の街を席巻したあの新選組でさえ恐れる一撃必殺の殺人剣だった。ちなみにこれを外すと返り討ちにあう確率がかなり上がるとの事。その初撃のみに勝機をかける、なんとも漢らしい剣法。この質実剛健さこそこの地域の特性でもあろうか。



https://www.jigen-ryu.com/


 判定でも良いから勝ちたい、などと小粒な選手が多い中でいつかこんな一撃必殺の魅力あふれるプロファイターが出てくる事を望む。その反骨精神、何物にも染まらないその気概は、‘漢らしさ’を判断基準とする鹿児島キックの特別な判断基準に今も生きているのである。



 そして最大の強み、仲間想い。こんな意識がどんどん希薄になるこの世の中、なんとも素敵な話ではないか。こんな奴らのキックボクシングが面白くない訳がない。


 ここ鹿児島に、南日本キックボクシング連盟と言う団体が存在する。現在、鹿児島県内で活動するキックボクシングのジム道場19団体で構成されていて、今回のイベントも彼らのバックアップ無しでは成立しなかっただろう。今回の様に誰かが手を挙げたイベントを、皆で手伝い成功させよう、と何度も打ち合わせ(呑み会と言う名の)を行う事もまた、特徴である。ちなみに今回は本当にイベントが終わり、打ち上げに至るまで4回はあっただろう。嫌いじゃない文化(W)



ここで今回、主だったメンバーを紹介したい。


【丹羽 健二】格闘メディカル協会九州本部長

 フルコンタクト空手世界大会からRIZINやK-1出場選手、プロやアマチュアを問わず選手へのメディカルアドバイザーとして活躍。また現場では応急処置等、選手の安全管理に貢献している。その大きくはない身体でイベント中は人一倍動く。モリモリと動き、働きはメディカルだけに留まらず、リングアナウンスや入場式のリハーサルの指揮や、もちろんリング上でノックダウンなどあればロープを潜り抜けて真っ先に駆けつける、そんな何でも出来る尊敬されるセンセイなのである。


https://adrenixaction.com/medical-advisor001/


【小桜 桂士】インタージム会長

 AKC(日本最大のアマチュアキックボクシング組織)鹿児島予選大会を主催。「強い選手を育てて鹿児島の格闘技界を盛り上げていきたい」と語る、その風貌から想像もつかない高学歴を持ち、キックボクシングと英会話を組合せた新たなな切り口で鹿児島のキックを盛り上げる。そして打ち合わせ(W)出席率は断トツのナンバーONE(笑)


http://gaigonews.chesuto.jp/e978501.html

【ロペス薩摩】薩摩ジム会長 格闘技イベント”エルドラド”主催

 言わずと知れた鹿児島キック界の重鎮。その義理と人情は、間違いなく日本最高レベルだ。今回も忙しい中打ち合わせに顔を出してくれた。それだけで嬉しいナイスガイ。6歳から空手を習い始めると相撲、拳法、ムエタイ、シュートボクシング、キックボクシングなどあらゆる格闘技を習得し、「昭和のキックボクシングを体現する」ということをモットーに現在までに47戦30勝15敗2分の戦績を収め、アマチュアシュートボクシング全国大会重量級優勝、元NKBミドル級1位という実績を残している。

 今年2月にはKPKB初代ミドル級王座決定戦で堤徹相手に挑み、最後まで諦めず気持ちで前にでるも判定負けを喫し、王座戴冠とはならなかったが、ギネスに最高年齢キックボクサーとして認定されるまで頑張るらしい。自身が試合をすることで全国の同世代の人達にエールを送っている。


https://jp.rizinff.com/_tags/%E3%83%AD%E3%83%9A%E3%82%B9%E8%96%A9%E6%91%A9


【【谷川 雄仁】坊海竜/タイムキックドージョー SANDYCUP主催。

 実は彼は南日本キックではレフェリーを努めている。もちろんレフェリーには基本的な知識や経験が必要である。その上で全国区へ至るには、更に立ち振る舞いや所作などプラスアルファが要求される。個人的にではあるが彼にはそれが備わっていて、きっとその世界で活躍出来るようなポテンシャルがあると思う。もちろん彼をそんな場所に立って頂くというのは、僕のこれからの仕事なのであるが。


https://www.instagram.com/katsuhitotanigawa/


【中園 善孝】リングアナウンサー

 鹿児島のキックインベントを中心に活躍する中園さん。仕事として何度かご一緒させていただいているのだが、そのたびに上手に、そして独自の世界観を創り出している。リングアナウンサーというのはイベントの顔でもあるし、その評価の対象となる。毎回進化を続ける中園さんを、いつか大きな舞台で観たいと心から想う。


https://www.facebook.com/100009065240517/videos/


【松岡 誠二】和心會/Defeat主催。

 DEFEAT(=打ち負かす)を主催する松岡氏は、自身もキックボクサーとして活動しており、過去にはTHE OUTSIDER、RISE、BreakingDownといった数々の舞台で戦ってきた経歴を持つ。開催2回目にして、その類まれなるプロモーターセンスを発揮。心に響くような試合を提供中だ。続きが観たい、そう思わせるようなイベントを量産中!


https://www.threads.com/@seiji.washinkai.matsuoka



≪記事内検索≫
≪カテゴリー≫
≪最新の投稿≫